東日本大震災から4年

東日本大震災から4度目の3.11を迎えました。お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
 
 4年前、大地震発生のニュースはタイでも大きく報じられました。当協会には安否を心配するタイ人からのメールが多く寄せられました。
 タイ政府も震災発生から3日後には、日本支援のため約2億バーツの緊急予算を組み、緊急援助隊派遣や救援物資提供を決定。その後、電力不足が心配される日本の為に、「ガスタービン発電機」を発電施設ごと無償で貸与することを決定しました。
 また、多くのタイ国民が日本に想いを寄せて下さいました。タイから日本に寄せられた義捐金総額は、アメリカ・台湾に次ぐ約20億円にも上り、一部の学校では哀悼の意を込めて半旗が掲げられました。当会が交流している地域は、まだまだ発展が進んでおらず、経済的に豊かではない住民も多いですが、彼らも日本のために自らの大切な生活費の一部を募金してくれたと聞き、感謝の気持ちで胸が熱くなりました。

 震災から4年が経ちましたが、なかなか復興は思うように進んでいないのが現状だと思います。でも、私たちは一人ではありません。私たちの周りには、手を差し伸べてくれる友人がたくさんいます。戦後、驚異の復興を成し遂げた私たち日本人なら、必ず大震災からの復興を成し遂げることが出来ます。

「頑張ろう、日本」その想いを胸に、私たちにしか出来ない活動を全力で行って参ります。

特定非営利活動法人日本タイ教育交流協会

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