シーサケット便り -日本語教師奮闘録- vol.2

こちらに来て10日が過ぎました。殆ど毎日雨が降ります。
寮から日本語学科のオフイスまで徒歩で10分足らずで着きます。
でも校内は、歩いている人は殆どいなくて、バイクか車、たまに自転車で動いています。
雨の降る日に傘をさしてとぼとぼ歩いて学校に行く先生は、生徒たちにどう見えるのか?、あまりかっこの良いものでもないでしょうね。
 
8月1日から新学期が始まりました。その前に、いつものタイでのセレモニーであります学部長のエムオン先生に会い、何かプレゼントを頂き、これからよろしくお願いしますと挨拶が終わって、いよいよ授業の開始です。
私は、1年から3年までの担当ですが、どこの学校でも同じですが、女子学生が圧倒的に多く、9対1の割合です。(3年生は5名で女子学生3名ですが)今年は1年生の数が57名と多く、また、その高校での日本語の習得度合いがまちまちで、まとめて教えるのに苦労しています。
でも、学生は皆、明るく、親切に先生に接してくれます。
来週、3年生と日本語学科の先生とでお昼に、日本から持参したルウでカレーライスを作ろうと準備しています。
ところで、余談ですが、私の少し後で来られた日本人の女の先生は、久末眞紀子さんといって有名な登山家で、世界の7大陸の最高峰を征服された方だそうです。
 
学部長、日本語教科の先生、久末さん達、授業風景の写真を送ります。(つづく)
(日本タイ教育交流協会理事 廣瀬正和)

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