「クンユアムプロジェクト」いよいよ始動へ。

 1月30日、日本タイ教育交流協会「日・タイ友好クンユアム青少年基金」が京都洛東ライオンズクラブ(京都市)の資金提供によって実施する「京都洛東ライオンズクラブ 日本・タイ友好クンユアムプロジェクト」について、当協会の木村理事長とクンユアム高校(Khunyuam Wittaya School)のシアン・ティパロット校長が協議を行い、クンユアムにおける実施体制等について最終合意致しました。


「クンユアム側との協議について」 担当:「日・タイ友好クンユアム基金」事務局
 1月29日、メーホンソン空港から桑原ゆきこ先生の出迎えを受け、クンユアムにへ向かい、翌日クンユアム高校の朝礼に参加致しました。同校教頭先生から生徒に対し、「日本からのお客さんをお迎えする。日本人墓地の関係の奨学金を提供していただく予定である。こうした奨学金が皆さんの勉学への一助となることに感謝してほしい」という説明があり、約1000名の生徒から万来の拍手が巻き起こりました。木村協会理事長から、「今回は、京都洛東ライオンズクラブのご厚意で奨学金授与の調印のためにお邪魔させてもらった。クンユアムの人々に日本人は感謝している。今後も、この絆がつながっていくように希望する。」との挨拶を行いました。

 その後、今回の「京都洛東ライオンズクラブ 日本・タイ友好クンユアムプロジェクト」実施に際し、クンユアム側との事前交渉を進めて下さった桑原ゆき子先生の「日本語クラス(※本事業において運営支援を実施)」に参加し、「私の宝物」と題した作文発表を聞き、生徒たちのの純真な心に胸を打たれました。

 同日午後、同校校長室にてシアン・ティパロット校長とプロジェクトについて協議を行い、実施体制について合意をした上で、協定調印書に校長の署名を頂きました。

 翌31日は、ムワイト―寺及びトーペー寺の日本兵墓地(※両墓地とも本事業による清掃活動を実施)の慰霊と清掃を行いました。 

 2月25日にタイ王国大阪総領事館の担当領事様の立会いの下、京都洛東ライオンズクラブ・当協会・クンユアム高校(事前調印)の三者間調印を行い、3月から本事業が正式にスタートすることになります。

 第二次大戦下で芽生えた「友好の絆」を途絶えさせてはならないという想い、日本兵墓地を現状のまま放置することは、戦禍に散った先人に申し訳がないという想いに共感し、資金提供を頂いた「京都洛東ライオンズクラブ」の皆様に厚く御礼申し上げますとともに、お力添えを頂きました皆様に、心から感謝申し上げます。

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