子ども達の笑顔に出逢う辺境巡りの旅

 平成26年1月21日ー2月4日、協会代表団は、チェンマイにある国境、メーホンソーンにある国境、ナーンにある国境と北タイの辺境の地の9校の幼、小、中高、大学を廻り、教育視察と文化交流をした。また、こうした地域での日本語学習状況もぜひ知りたい、と願う旅もあった。
 我々は浴衣姿のTさん、Uさんの「よさこい鳴子踊り」をメインに折り紙や書道、日本の遊び道具の紹介、振付ありの唱歌などをデモンストレーションし、子どもたちにも前で教える時間を設けた。どこもとても純粋な子ども達で反応の良さに助けられた。
 今回、チェンマイ県にもミャンマーとの国境(検問所)があるということ、そこではミャンマーや中国、山岳の子供たちが通い、教育の第一の目的が「国語の力」を付けさせることだと分かった。ナーンのプア学校では200名の生徒たちが授業に参加し、日本人、日本の文化、を大歓迎してくれた。この学校では日本語学習の基礎はしっかりしており、こういう学校の生徒を招へい事業にのせたいとも思った。
 日本語学習振興に関して我々は微力ではあるが、少ないチャンスを指導の先生方も一所懸命吸収される姿に感銘を受けた。日本語学習が減っていると、嘆くより、とにかく踏み込め、今後も機会あれば行ってみたい。

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